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2005年05月24日 16:39

これは、ウズベキスタンに行った時のお話。
僕らを乗っけたバスは、広い草原の一本道をひたすら走ってた。
時折現れる遊牧民らに手を振ったりし、退屈しのぎをしていると、

ゴンッ!

って鈍い音。
えぇ、バスが羊をはねました。
遊牧民にとっては財産であり、命の次に大事な物。
一斉に集まりだし、蘇生させようと必死で水をかけるお母さん。
なんど水をかけても、うつろな眼で宙をさまよう羊。
するとテントの中から、お父さんらしき人がでてきました。
手にナイフを持って!

もう、ムリだ!苦しむくらいならいっそ殺してしまおう!
何言ってるの、あなた!?ダイジョブ、この子は助かるわ!
いや、ムリだ!!楽にしてやろう!!

一歩前に出るお父さん。
それを身体で制するお母さん。
それを見つめる僕ら。
ビックリしたのは羊。

殺されてなるものか!!

と、むくりと起き、群れに向かって走り出した。
よたよたしていたが、しっかり自分の足で走っている。
安堵のため息がもれたバス内だったが、その時僕は知った。


羊って、鼻血だすんだ。。。
鼻血を出しながら走っていった羊。
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