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仇花が咲く

2010年10月03日 16:22





もはや体調は悪くないのだが、何故か咳が止まらない。
コレだけ咳き込むと思ってしまうのは、吐血してみたい。
いやいや、もちろん日常的に吐血をしてる人からしてみれば、安易に憧れる勿れと気軽に素人の踏み込んではいけない世界である事を十二分に承知ではあるが、しかしやや憧れてしまうのもやむをえない。

吐血、それは禁断の憧れ世界である。


例えば、高杉晋作なんかはしてそうだ。
ゴホゴホと咳き込み白いハンケチーフを口に当てる。少し不安になる咳き込みをした後、スッと口元から離したその白いハンカチには赤いシミが。
むむむ、かっこいいじゃないか。
そうして私はその赤いシミをしばらく無言で見つめる。
憂いを帯びた瞳でそれをジッとみつめるのさ。


『ちょっと、血が出てるじゃないですか!』

そんな心配する女に手の中のハンカチをクシャっと握り締めながら俺は言うんだ、「いやなに、ちょっと唇をかんでしまってね。そんなに心配しなさんな」。
これぞニヒルな男の世界。


もしくはそうだな、雪の中で吐血したい。
カハッと言う感じで。
真っ白な雪原に描かれる赤い血潮。
はいそこで一言。カハッとなった俺の一言。

『雪原に咲く紅い仇花よ』

特に意味はない。なんとなくカッコいい気がして。。。
そんな無意味かつ無駄な事を死ぬ前に一度してみたいと思うが、大量に吐血しなくてはいけないのでその一度が最初で最後、死ぬ時であろう。
故になかなかやる機会がない。
そんなこんなでどんなに咳き込もうとも『吐血』という憧れには程遠く、せいぜい『痰』しかでねぇ。


父は咳き込むと最後に必ずくしゃみをする。
血筋らしく姉もやっぱり最後にくしゃみをする。
ゴホゴホ言い出すと『あぁ最後にくしゃみするな・・・』と予想がつき、最後にハックショーンとするとなんとなくムカつく。『ほらしたよ』と腹立たしい気持ちになる。
何故咳き込んだ後にくしゃみなんだ?別物だろう?

そんなんだが、くしゃみをしないとしないでやっぱり腹が立つ。
『お前いつもくしゃみ最後にするくせに何で今日はしないんだ?』と。
父と姉からしてみれば理不尽な話だろうが、仕方ない。そう思ってしまうんだから仕方ない。
どっちにしろムカつくんだ。。。

しかしコレが最後に必ず吐血するんだったら話は別だった。
ゴホゴホ・・・・カッハッ!と最後に吐血、必ず吐血。
ちょっと、、、、かっこいいじゃないか。
俺ジェラシーで死んじゃうよ~~


よかったアイツラがくしゃみ程度で。
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