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あの娘と明け方に

2010年05月17日 13:35

明け方に



あの娘が頭をぐるんぐるんと振り回し、髪の毛もぐるんぐるんと円を描く。
『何をしてるんだろう?』
あまりにいつもより長く回ってます感に目が離せないでいると、回しきって最後に左手を前に、右手は上に挙げて啖呵を切った。歌舞伎?そうだ、歌舞伎だ。


あれ?俺、やってって頼んだっけ?



あの娘がどこかに落ちていたのを拾ってきた風船をお腹に入れてポンポンしてた。
「気持ちいいの。そして妊娠しちゃった」
『だ、誰の子よっ!』とヒステリックに叫んぼうか?
『お前が堕ろせねぇなら俺が堕ろしてやるよ』とガスガス蹴りいれようか悩んだ結果、やさしく触った。後ろからこう、身体を覆うようにやさしくな。


『へ、変態!』

それを見た誰かがそう言った。
失礼な、セクハラかもしれないが断じて変態ではない。
エロスとしては至極まっとうな行為だ。
そう主張するとあの娘は言った。


「ちょっと、やめてくださいよ」

えーっ、お前もっ!?



指で輪ゴム鉄砲を作り、あの娘に飛ばした。
一直線に飛んでいく輪ゴム。
武術の心得のある構えたあの娘に向かって飛んでいく。
右手を振り下ろし輪ゴムを叩き落とす。かと思いきや空振って輪ゴムはあの娘に当たった。
・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・ちょいちょい
指を一本立てた後、手のひらを上に向けて『ちょいちょい』と誘った。

「もう一回来い」

ブルース・リーのような不敵な笑みを浮かべ、ちょいちょいとボクを招く。
輪ゴムを拾い、装填完了。第2派発射!!

「ほ、、ほわぁぁぁっぁぁ~~~~~~~!!!!!」

怪鳥音が響き渡る。
瞬間瞬間でその距離を縮めていくあの娘と輪ゴム。
ひときわ大きな怪鳥音と共にあの娘は右手を振り落とした。

「わちゃぁぅぁぁぁ~~~~~」


パシッ。
輪ゴムがあの娘に当たった。また空振った。
するとあの娘は言った。

「アイム・ユア・ファーザー、アイム・ユア・ファーーザーーー!!」

そう言って手刀で切り付けてくる。
「ブウィーーン、シャキーーン」
効果音までつけて切り付けてくる。
やめろよ、スターウォーズ見たことないからわかんねぇよ。

「アイム・ユア・ファーザー」

なんで、この人俺のお父さんになったの!?

助けて、ゼノン。
お前の話じゃ『矢は的にたどり着かない』はずだろう?
『飛んでいる物体は止まっている』はずだろう?

あの娘に輪ゴムを叩き落とさせてやってくれ、なぁゼノン。
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