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西南シルクロードは密林に消える

2010年04月06日 06:56

高野秀行



辺境ライター高野秀行の本。
かの有名なシルクロードには幾つかルートがあって、そのうち中国の成都からでてインドの方へ至る道を『西南シルクロード』と言う。
そこを制覇しようという話。

ボクはこの人が好きだ。
と、いうのもごく普通に暮らしている、どちらかといえば欧米に憧れを抱き、アジア?アジアって危ないんでしょ?汚いんでしょ?といった見下した脱亜入欧をいまだに引きずっている多くの日本人が時たまアジアに行って、『世界観が変わった!』などという幻想を微塵も抱いていないトコ。
それでいて、オカシイ所はバカにして、素晴らしい所は素晴らしいと言い、自分を卑下した笑いを取り、何より思い通りに行かない旅行、そしてくだらない(と思える)動機からマジでありえない事をしてしまうトコ。
が、すげぇ大好き。

コンゴにムベンベという怪獣を探しに行ったり、アヘンを作りにミャンマーのゲリラ地帯に密入国したり、ちょっとそれはできないよねぇといった事をやる人、それが高野秀行氏だ。
思ったとおりに行かない具合もすごい。
インドにウモッカという幻の魚を探しに行った時など、下準備もしっかりとして目撃情報から精巧な模型?を作ったにも関わらず、いざインドへ旅立ったら、高野氏ったら以前インドに密入国してたせいで入国すらできなかった。空港で拘束されてるの。
その時の本を読んでいる時、おかしいと思ったんだ。
半分以上読み進めても、未だに日本から飛び立たず、延々日本での下準備の話が書いてあって、これインドの話すごく短くなっちゃうんじゃね?って思ってたら、入国できないんかいっ!なオチ。

タマラナイ。。。


で、おそらくその原因であろうインド密入国が書かれた話がこの『西南シルクロードは密林に消える』だ。
インド密入国と言ってるが、地図を見れば分かるがこの人、中国からインドに抜けるに当たって当然ミャンマーも密入国している。何回目だ?
ちなみにりゅぢ氏もミャンマー密入国をちょびっとした事あるが、それはこの人の影響であるのは紛れもない。

『捕まったらどうしよう?どうしよう?じゃ済まないくらい洒落にならないんだろうな』

という恐怖。でもまぁミャンマー語ならイケルし田舎だしなんとかなるだろうという楽観。
そのスリリングさが堪らない!と言い切りたい所であるが、実際めっさ怖くて早く逃げたかった小心者。
捕まった後のリスクを考えずに密入国するのはただのバカだ。
リスクをじゅうぶん知った上でそれでも密入国る高野氏はすごすぎる。
その点において、りゅぢ氏は高野氏のようにはなれない、自分の限界をしったのです。
なんたって、この人、アヘン作りで密入国して半年間暮らしてるから。『ゆりかごから墓場まで』よろしく『種まきから収穫まで』である。アヘンの。


まだね読み始めたばかりで100ページくらいしか進んでないけど、えー全財産盗まれてます、この人。
え゛ーーーぇ!!!初歩的ミス!!まだ合法の中国なのに。
ちょうど今、あたりが畑の中『ここが国境、右が中国で左がカチン(ミャンマーの州)だ。』と言われてやけにあっさり密入国するトコロ。
違いがわからん、しいていえば『中国が菜の花畑でカチンがキャベツ畑だ』だってさ。
うーーん、オモシロい。

辺境旅行としても楽しめるけど、普通の人が絶対いけないゲリラ地帯の状況を知ることもできる希少な情報源でもある高野秀行氏の本、超おススメである。

オモシロイし興味しろい。
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