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陳腐ラブ:溢れたから書く話

2010年02月07日 12:45

イマジネーション



小さな部屋をね、想像してね。
そこにね、彼は住んでいるの。
壁の模様はそうだな、真っ白かもしれないし、所々汚れているかもしれない。
ただね、寒いの。ものすごく寒い。

ある日ね、彼は気づくの。
部屋の隅っこの方に小さな小さなストーブが置いてある事に。
初めはさ、ちょっとおっかなびっくりなわけ。
『あれ?なんでここに?』『昨日まではなかったよな?』って。
『もしかしたら誰か人のものかも』とか思うかも。
それでもやっぱり寒いわけで、ちょっとずつ近寄っていくの。

あったかいんだ。
寒かった部屋が、小さなストーブだけど、あるとないとじゃ全然違うの。
だんだんとさ、彼は部屋のどこにいてもそのストーブの存在を感じるようになったんだ。
ストーブに当たってないとさ、相変わらず部屋は寒いんだけど、そこにあるって思うと寒さにも耐えられるし、耐えた後、急いでストーブの前にしゃがみこむ時が何より好きになったんだ。

そのうちね、彼は一日の出来事を話しかけるようになった。
楽しかった話だとストーブは赤々と燃え、哀しい話だと弱々しく火を灯した。
それでさ、なんとなく繋がっている気がして、彼は幸せでしたって。

でもね、ある日彼はストーブと喧嘩をするの。
一方的な話だけどさ、その暖かさや部屋の隅っこを照らす明かりが、少し煩わしくなったの。
寒さに震えるけど独りでいたほうが気が楽だ、とか
たまには暗いところでひっそりしたい、とか
そう思うのね。
でね、ある日ストーブの灯を消そうとするんだ。


消えなかったの。
すごく小さくはなるんだけど、完全に消えないの。
もういいや!ってほったらかしにするけど、火のコトだしついつい気になっちゃうんだ。
その上、すぐに寒くなって気づいたら前でしゃがみこんでいるの。
そうするとね、あっという間に小さかった灯は煌々と輝きだす。


もっと新しくて性能がいい物はきっと溢れているよ?
それでも彼の一番はそのストーブだけ。


そんな恋のお話。
心の中で灯るあなたのお話。
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コメント

  1. naoto. | URL | -

    Re: 陳腐ラブ

    深い、深いよりゅぢるさん。(←すごいよ、マサルさんみたいに)

    陳腐というよりディープだぜ。

    ようするに、ハイスクールミュージカルで例えると
    ピアノ弾いてて、メガネかけた、あのちっちゃい女の子が
    好きってことでしょ。

    その気持ちわかりますよ、りゅぢ氏。

    でもね、僕はヒロインのガブリエーラがいいんだ!

  2. りゅぢ | URL | -

    >naoto.

    なんでオレが、どちらかといえばガブリエーラよりめがねのあのちっちゃいコが好きって知ってんのさ!?

    それってつまりチンプラ部だね。あっ、変換間違え

  3. naoto. | URL | -

    Re: 陳腐ラブ

    ちょっと、りゅぢ氏!

    チンプラ部って、変換間違えてるどころか
    『ン』入ってるしー!

    そんな部活動、トロイが入るかいな!
    バスケと両立して、チンチンぷらぷらできるわけないしょ!

  4. naoto. | URL | -

    Re: 陳腐ラブ

    あ、『ン』入ってましたね。

    ナイス変換v-218

  5. りゅぢ | URL | -

    >naoto.

    できるよ。バスケと両立。

    できる!!

    だから、できるって!!!


    え?

    なんでそんな断言できるかって?

    おれがバスケ部だったことは関係ないよ。。。

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