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去り行くキミにバター茶を

2010年01月20日 02:10

7 years ago in Tibet. (ほんとは6年前。ごめん)


tibet.jpg


空は近く真っ青だった。
空気は薄く冷たかった。
バター茶は熱くまずかった。

映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』でブラット・ピットが友人との別れ際、最後の乾杯にとバター茶を飲み『7年いたがバター茶には慣れなかった』と言う。
すかさずもう一杯を注ごうとする友人に『もういらないよ』と慌てるブラピだったが友人は『これは君が戻って来た時の為に』と今飲むものでないと言う。
つまるとこ再開の約束をサラリとするわけだが、このシーンがやけにカッコえー。
実のトコ、ほんとに数年というか10年くらい前に観た映画だから、細部は異なってると思う。が、まぁだいたいこんな感じ。
いやいやかっこいいよ、君たち。
去っていくブラピの背中とテーブルに置かれたバター茶がなみなみと入ったちっさい椀。
それを飲むためにまたチベットに来いよと。

そのシーンの印象がやけに強く、バター茶とはいかなるものかと思い、それを確かめにチベットまで行ってきた。
そして思い知ったるは、『やっぱりまずいぜ、バター茶』。
きっと7年いても慣れないだろう。

ってそれブラピが言ってたじゃん。
再確認してどうすんさ?オレ。
こんなトコまで来て、『バター茶はまずい』なんて感想抱いて、うん、それは知ってたよね?って話。

だけどそれでも去り行くキミにバター茶を。
深い深い平地で見るよりさらに青い空のした、
ライターが付きづらい程の薄くて寒い空気の中、
熱い熱いバター茶を。

一杯目は飲み干せよ。
二杯目はキミが戻って来た時の為に注いどくよ。


『やっぱりまずいな』

その一言が隔絶した時間をも吹き飛ばす。



現に思い出した途端ボクの6年間を吹き飛ばし、今なんだか口の中がとても不快。
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コメント

  1. ブラピ苦手 | URL | jn9/.ZXw

    飲んだら悟れるんなら
    戻った時の分も一緒に2杯 すぐ飲みます!

  2. りゅぢ | URL | -

    >ブラピ苦手

    いやーバター茶じゃ無理だろー。
    チベット人みんなのんでんもん。

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