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ダルマ宣言~英語ができるように~

2009年01月27日 09:00

追い込まないとやらないタイプです。




禅宗開祖の達磨大師は面壁九年座禅を組んだといわれている。

九年!?明らかにやりすぎだ。

この九年の間、あまりに長いこと座禅を組み続けた為、手足が腐ってしまったという伝説すらあるらしい。

もう一回言おう、明らかにやりすぎだ。

しかし、これがもとであの愛らしいダルマの玩具が出来た。


氏はダルマをこよなく愛す。

幼少時にハートルフなエピソードがあるかと思いきや、全くそんなこともなく、『オレの甲斐性オマエの胸』くらいないうえここ一月ばかしの短い愛情である。

しかし愛情に長短は関係なく、現在好きなものは好き、そう氏は言い切る。


冬の寒さも和らぐ昼時、氏がたまたま見かけたのは一枚のポスター。

そこには『ダルマ市開催』の文字と、それを買い求める女性の写真であった。

これぞ天啓。

時間も忘れ詳細な情報を確かめていると、後ろから肩を叩かれた。


『キミ、ダルマに興味があるのかい』


突然話しかけてきたその男は、何というかトータルコーディネートとしては確かにトータルだが、赤一色って眼が痛いわボケというカッコだった。


「いやーそうですね、最近ダルマに興味もっちゃって。というか全部最近読んだ本の影響なんですけどね」

『結構結構、あれは縁起物じゃけん、一家に一ダルマ、キミの家にも必要なんじゃないか』


そう豪快に笑うと頼んでもないのにパンフレットを取り出し、松ダルマ・竹ダルマ・梅ダルマと分類された写真を見せ、今お買い得は松ダルマだという。

『これだけじゃないんです。今お買い上げなら、なんと梅ダルマがさらにもう2個つきます。そしてローンの場合金利手数料は一切コチラが負担します』

あれ?どっかで聞いたことあるなその売り文句。

なんだかダルマが欲しくなってきた。そして彼は執拗にダルマを買わせようと誘導してくる。

いかん、これはマインドコントロールでないか。どうにか断ろう、円満な感じでおちゃっぴーに断ろうと精一杯のギャグを飛ばした。


「いやーでもお値段高いんじゃないですか?ダルマだけに手も足もでませんわ」


初対面の、しかも全身でダルマを薦めてくるおっさんに言えるギャグなんてこれが精一杯だ。

氏はがんばった。これが最大限のフルパワー。後の世で賞賛されるだろう。


『え?何?なんで?ローンでいいっていってんじゃん』


あっさり流された。

滑ったギャグほどこの世に無用な長物はない。

氏は屈辱感と羞恥心にまみれ、その場を逃げるように走り去った。

「ごめんなさい、その、あの、これからNOVAなんで!!」


『キミ、NOVAはダメだ!あれはつぶれたじゃないか!!英語なんて習わないでもダルマに願えばできるようになるぞ!!』


後ろから彼の声が聞こえる。

しかし、氏に振り返る余裕なぞなく、電車に飛び乗った。


今となってあの出来事を振り返り氏は思う。

あれはいったいなんだったのだろうか?

ダルマのセールスって生計たてれんのか?

英語習わなくてもダルマに頼めば大丈夫ってホントか?



ダルマ市に行ってきます。



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