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さぶらいにならんと欲す

2009年10月03日 19:35

男子たるものさぶらいにならんと欲し、あまたの死線を越える



たとえ私のように限りない才能を持った人間でも、才能だけでは一人前とはとうてい呼べまい。
そこに加えるべき要素は、努力とか友情とか週間少年ジャンプとかそういった甘っちょろいシュガーストーリーではなく、“死線を越えた”それのみである。
ただただ一般人が死線を越えるような行いをしても無駄無意味かつ大変危険な行為である。
なぜなら惰弱なる精神で半端に死線を越えようとすると、本当に死線を超え戻ってこれない高みに上り詰めかねないからだ。
私のように性格高潔かつ清廉潔白・勇猛果敢・有言実行・純情一途、右往左往・五里霧中な人間にこそ、死線を超えるという言葉・行為は意味を持つものであり、それを超えた高みはキン肉マンで言うところのパーフェクト超人である。

そしてりゅぢ氏は今日、死線を越えた。



仕事後に他人の甘い恋の話を聞きにファミレスに寄った。
甘い甘い恋の話、あまいあまい。

どうせお前らウマクいくよ、お前らいわゆる両想いなんだよと、中学生的言葉をココロに浮かべては甘さに歯をいためる思いだ。
『両想い』。
聞くだけで赤面してしまうくらい今となっては恥ずかしい言葉だ。


んーていうかお店で他に男の人いないし、、、


彼女はそういった。
A君のコトが好きなの?ていうかA君なんでしょ?と尋ねたトコロ答えたこの一言。
“他に男の人いないし”

あれ?オレは???

あぁ、そっか、オレは男とかじゃなくてペンギンだった。
よりペンギンに近づいたってことなんだ。
これは喜ばしい事だ。ペンギンになりつつある。喜ばしいことだ。
なのにあれ?なんで眼から水が流れ落ちてくるんだ?へへ、なんだかおかしいや。
一瞬死線を越えかけた。オレの益荒男(ますらお)見せつけてやろうか?


ドリンクバーを頼むとトイレが近くなる


そりゃそうだ、たくさん飲めば出すものも多くなる。
その中でもコーヒーはヤバイ。
カフェインなのか?ヤツラの構成成分が膀胱を120パーセント刺激しまくり。
トイレ行って戻ってきて座るその瞬間第2派到来的に脅威の威力。
多分に精神的な面でもコーヒーには負けている気がして、『コーヒー』その言葉を聞いただけでもトイレに行きたくなる気がする。
プラシーボ効果?いわば思い込み。


激甘にはビターにな


そんなうまくいくであろう他人の恋愛は、じれったくて歯が浮くんだぜ。
あぁ、あまいあまい、甘くて喉を通らないよ、ここは一つビターにコーヒー飲みますか?
そして手を出したは禁断の黒い水、コーヒー。
バイクでの帰り道、それを飲むと必ずどこかで一回トイレに行きたくなる誘引の水、コーヒー。
下手したら二回いや三回。


帰り道


雲の切れ目から青空が覗いていたにも関わらず、ファミレスを出たら小雨がぱらついていた。
ここ連日の雨模様の為、お店に放置していたバイクを今日こそは回収と思いファミレスまで乗ってきてしまった。
ここでまた店に戻り置いてくるのもダルイし、このまま強行だとばかりに家路を急ぐ。
この程度のパラツキ、大したことあるまいて。


とか思ってたら


おいおい、おいおい、おいおい、、って位に本降りしだした。
一瞬で重いウェットスーツに変わる衣類。
特にジーンズ酷い、黒っぽい色にすっかり変色したそれは、肌にぴったりとくっつく不快感のみ強調されなんなら脱ぎたい。脱ぎ捨ててしまいたい。


雨の日のバイクの辛いところ


痛い。
スピードを出しているから雨が痛い。
常にカウンターパンチを喰らってる状態である。
顔が痛い、特にヤツら眼を狙ってくるんだぜ。

寒い。
雨が風を切ってめちゃくちゃ寒い。
巨大な扇風機を前に濡れた衣類で立ってるようなもんだ。
寒い寒い、とにかく寒い。

車の人たちから笑われる。
『かわいそー』
口の形で分かる、私を哀れむその言葉。
うるせぇ、余計なお世話だ。
かわいそーなら代わるか?俺をその車に入・れ・て・く・れ・る・の・か?


まるで雨の日の犬が如く、寂しい切ない気持ちを胸に抱え、くぅんくぅんと鼻をならすりゅぢ氏。
あぁ、あのファミレスが懐かしい。あの暖かい家に戻りたい。
だが、私は帰る。家に帰る。
これしきの苦しみ、超えられずして何がさぶらいか。
そしてりゅぢ氏は限りない才能を持つ男である。

だがここではっきりさせておこう、これしきの雨、いや結構な大雨の中バイクで帰った、このことに対し“死線を越えた”などと嘯くような小さい男ではない。
これがごとき些細な事を、いや結構大雨だったけど、いちいち上げて勲章としていたのなら、私の胸元は勲章だらけである。
故に、これしきの小雨、いや結構な大雨でパンツびしょびしょだったけど、あえて小雨と呼ばせていただこう。


問題はおしっこしたくなったことなの。


いやほら、コーヒーのんだじゃん?ドリンクバーでめちゃ飲んだじゃん?
んで、バイクで寒いし、雨で濡れて風で凍えて、、そりゃ小便したくなるってもんだ。
だが悪い事に私は全身びしょぬれである。
なんなら、きゅっと絞ったら、500ミリのペットボトルなどすぐに一杯になるくらいの滴りようである。
別に小便でも500ミリ程度すぐに一杯に出来そうなくらい切羽詰りようでもある。
都合1リットルのペットボトルは最低限必要な計算です。

こんな私がコンビニ入っていいんですか?

とにかく水も滴るオレ。
おしっこしたいけどこんなに濡れてちゃお店には入れないし、公園なんてないし、もう頭の中は放物線を描いていた。

そう水鉄砲のように、勢いよく噴出す放物線。

なんならその放物線には虹がかかって、空からラッパを吹いた天使達が舞い降りて祝福してた。
心象風景は大雨だけど、空だけ晴れてあそこに行けばボクは救われるんだろうなってぼんやりとした頭で漠然と考えた。
多分その時ボクはやさしく微笑んでいたと思う。

ジーンズの色はすでに黒く、ここに何かしら尿素的成分が若干多めに入ってる水、若干アンモニア臭がきつい水が加わっても、大勢(たいせい)に影響なし、そう思えた。
例えばこの先、第3次世界大戦が始まったとして、空爆を受けまくってトイレなんて全部吹っ飛んじゃって、うわー公衆トイレないよーあーでも敵が迫ってきてとても放尿する暇なぞない!ってくらい切羽つまったとき、どうするか?

もうそれは漏らしながら走るしかないじゃないか!?

いわばそれ。今はそれの予行演習?今漏らしとけば、その来るべき未来で私は平然と漏らし走り続ける事ができるだろう。
一人殺すのも二人殺すのも一緒。
つまり一度漏らすのも二度漏らすのも一緒。そういうこと。

友たちはみな、漏らす事に躊躇い立ち止まって道端で放尿をしたがゆえに撃たれて死んだ。
だがオレは生き延びた。なぜなら放尿しながら走り続ける事ができたからだ。パンツが濡れることを厭わなかったから。経験済みだから!

尿を垂れ流し走り続けるりゅぢ氏。
「オレは生きている、生き延びるんだ!」
ふと、隣をみると脱糞しながら走り続ける小林くんがいた。
『オレは生きている、生き延びるんだ!』


脱糞、、あぁはなりたくないな、、、そうりゅぢ氏は思った。
だからコンビニよって放尿した。

未来は明るいのか暗いのか?
それはりゅぢ氏にはまだ分からない。
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コメント

  1. りょうじ@厠 | URL | -

    Re: さぶらいにならんと欲す

    あるとおもいます。珈琲は特に。

  2. りゅぢ | URL | -

    >りょうじさん

    お茶もあるよねー
    絶対カフェインだよ。カテキンかも。

  3. ぽんつく | URL | -

    なんだろう…
    朝から悲しい気分だよパトラッシュ…

  4. りゅぢ | URL | -

    >ぽんつくさん

    ちがうぞー、
    これは悲しい話ではなく、ある男のコが成長する過程を描いたブレイブストーリーなんだぞー
    最後に絵を見て絶命する壮絶な話とは違うんだぞー

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