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山積みになってる『ちょうどよくない』結婚の約束

2009年08月12日 11:49

世界をまたに駆ける話。



7つの海を駆ける船乗り達には、港ごとに愛人がいたという。
長い航海のすえたどり着いた港で、短い夜を共にする。
それは一夜限りの遊びなどでなく、明日をも知れぬその身が求める一時の安らぎ。

世界をまたに駆ける話である。

これが船乗りの話。
そして一方、旅人の話。

世界をまたに駆ける旅人には、各国に愛人がいたという。
長い旅路のすえたどり着いた安宿で、短い夜を共にする。
それは一夜限りの遊びであり、もう2度と会う事のない女との熱い契り。

世界の股にかける話である。ただのシモネタである。


さ・て・つ、
上記の話とこれからの話は別物である。
その事を念頭において、

りゅぢ氏は旅人である。

もう一度言うが、上記の話は前置きではないので忘れていい。忘れて頂きたい。色眼鏡で人を見るんじゃないわよ!

そう、りゅぢ氏は旅人だ。
先進国と言われる国の旅人は、発展途上国に行くと半ば強制的に結婚の約束をさせられる。ていうかさせられた。
単に金を持っている、言ってしまえば、日本=金持ちなので日本人と結婚すれば金には困らないぜー的に求婚される事が大変多い。
おーこいつはモテモテじゃねぇか、世界の股にかけほうだいじゃねぇかと思ったか?
そいつは甘い。激甘トロトロである。
何故なら『うちの娘と結婚してくれ!』と言って差し出されるのは、びっくりするくらい幼女だからだ。

「10年後にまた来るよ」

そうりゅぢ氏は答える。
まさに大人な対応。
どうせ「年が違う」と言ったところで『そんなの関係ない』とか言われ、「よく知らないし」とか言ったって『これから知ればいい』とか言われれ、超めんどくさいから問題は先送りな大人な対応をしてきた。
だが今にして思えば、10年経ったところで幼女は14歳くらいだからどっちにしろ問題ありではないか。20年といっとけばよかったぁーーーん?そういう問題でもない。

あれはミャンマーのど田舎、過去麻薬の集散地として有名なチャイントンに行った時の話。
カタコトミャンマー語を駆使するりゅぢ氏は、現地で中国国境までの長距離トラックを運転する一家と大変仲良くなって気に入られた。
順当に行けば3時間半くらいの距離だが、故障などもろもろの事情により運転時間は6時間、出発までの待ち時間を入れると10時間以上ウゴウゴして仲良くなった仲である。
偶然にも中国国境からの帰り道も同じ一家が運転するトラックに乗った。
行きは普通の客と同じ扱いであったが、帰り道は助手席に座らされ、奥さん・娘・りゅぢ氏・旦那さんというごっつい狭いフォーメーションを組み、「あれ?なんでオレここにいるの?」的な空気を余すとこなく吸い込んだ。

そうして再びチャイントンの町に着き、別れ際に奥さんはりゅぢ氏に言った。


『りゅぢ、必ずまたこの町に来なさい。次はいつこれるの?来年?来年必ずおいでね』

旦那さんも同じ様に笑顔で言った。

『中国国境に行く時はまた乗ってけよ』

娘はまだ小さかったので、この珍奇な旅行者に対して照れてしまいお母さんの後ろに隠れてばかりだった。




『次に来た時は、うちのお姉さんを紹介するから結婚すればいい』

と、奥さんは言った。
「はは、もうお決まりだな」りゅぢ氏は苦笑いする。
しかし自分の娘をたまたま来た旅行者と結婚させようとするとはいいんかい?それで。
って、、、お姉さん!?

『うちのお姉さんはまだ結婚してないから、ちょうどいいわ。あなたも結婚してないし』

ちょっと待ておばさん!
その娘じゃないんかい!?お前の姉さんていったいいくつだ、おい。
ちょうどよくない、断じてちょうどよくない。

正直りゅぢ氏はこの写真を久しぶりに見たとき、思った事がある。
「あれ?横に引き伸ばされてない?」
だが娘の顔は通常であった。
あー、このおばさん、こんなに太ってたんだなーとちょっと笑った。
失礼な話ではある。

が、

君のお姉さんはいらん。
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