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りゅぢ氏、カビキラー片手に舞を舞う

2009年08月08日 18:21

カビキラー親善大使。



先日、佐藤(仮名)と軽くご飯と飲みに行った。
軽くのつもりであったし、多分そんなに飲んでないのだが、近年稀に見る感じで酔っ払ってしまった。
いちお正気は保っていたが、走るとふわっふわと見えない階段を上って昇天できる感じが心地よかった。だがその階段は上ってはいけないし、待っているオチは死っぽいよ。
突然、佐藤(仮名)は言った。


『KFCのクリスピードーナツが食べたい』


クリスピーチキン。
何度「クリスピーチキンだろ?」と訂正しても、『あぁ、ハイ、そうでした』と次の瞬間にはやっぱりクリスピードーナツと言う佐藤(仮名)。
『クリスピードーナツ、クリスピードーナツ』
繰り返し言われると、もうドーナツでいいかな?こんだけ佐藤(仮名)は信じてんだし、むしろドーナツなんじゃないかな?と思えてくる。チキンだけど、ドーナツじゃねぇけど。

「んじゃ、クリスピードーナツ食べに行こうか」

『あ、すみません。やっぱクリスピーチキンでした』

やっぱりチキンだよなー。


そうして私たちはKFCにてクリスピーチキンを頬張った。
多分酔ってたからか、チキン片手に私はカビキラーの凄さについて語った。酔ってたからだと信じたい、カビキラーの凄さについて嬉々として語るなんて酔ってたから以外に理由を考えられない。いうなれば正気でない。
とりあえずあの時の私は、自分がカビキラー親善大使にでもなったようだった。
その後、佐藤(仮名)のパソコンがウィルス感染疑惑も浮上し、なんならカビとウィルス両方駆除してやろうか?という話になった。

最近の私達の仲の良さを見て『付き合ってんの?』と聞いてくる輩がいるが、それは股間でしかモノを考えられない可愛そうな浅慮である。
“月に人が住めるようになっても付き合うことはない”そんな仲である。
“火星に人が住めるようになったら、火星だったらもしかしたら付き合うかもしれない、あーでもやっぱないかなー”そんな仲である。
故にこの駆除作業は、愛の奉仕作業ではなく強制労働であった。


一通り設定はしてもらったはずというパソコンを開き、ウィルスの駆除を始めようとするが一通りどころかほとんど何も設定されていないパソコン。
こんなんでもし金をとってるとしたら、ひどい話である。
そのため再起動を何回もする羽目になった。
思いのほか再起動で時間を喰うため、その間に風呂場のカビを取ってしまう。
両手を広げ舞うようにカビキラーを噴出。
これが結構楽しい。しかし薬の臭いがきつい。

『カビキラー使用時には、ゴーグル・手袋・マスクを着用してください』

と注意書きに書いてあるが、どれもねぇよコンチキショウ。
手袋・マスクはまだあるかもしれないが、普通家に置いてないゴーグルとか言い出した奴、どこのどいつだ。

社会のウィルスであるりゅぢ氏がパソコンのウィルスを駆除し、人生のカビのような存在のりゅぢ氏が風呂場のカビをキレイに流し終わった。つまりカスである。
カスのりゅぢ氏は、ウィルス&カビの駆除というわずかな強制労働により疲れはて、なにかをやりきった男の顔をして眠りに入る。
当初、私は床で佐藤(仮名)はベッドで寝ていたはずであるが、気づいたら私はベッドの上、佐藤(仮名)は床で眠っていた。どこで入れ替わったのか、そこんとこあんまし覚えてない。
それはおいといて、いつでもどこでもボタンひとつで涼しい風を送り込んでくれる魔法の四角い箱(エアコン)は、今日もやさしく私の身体を冷やしてくれる。

だが、寒し。

今年はまだエアコンを自分の部屋でつけていないので、眠るときのエアコンは寒い。
佐藤(仮名)曰く、寝るときは消すタイプらしいので、消した。
しばらくすると、暑さで眼が覚める。
寝ぼけ眼のまま、もう一回部屋を冷やそうとエアコンのスイッチを押して再びフェードアウト。


『あついぃぃ~~』


悲痛な佐藤(仮名)の呻きで眼が覚める。って暑っ!なにこの部屋、暑っ!!
今、天使の息吹と呼ばれる幸せの冷気を吐き出す魔法の四角い箱(エアコン)は、酔っ払いのプハーという吐き出された生暖かい吐息が如く不快な風を送り出している。

あー、冷房と暖房間違えた。

このクソ暑い中暖房をつけて寝たらしい。
急いで窓を開けると、ありえないくらい涼しい風が部屋の中に入り込む。
あれー、まだ太陽でてるけどなー、でも涼しいなー。温度差ってすげぇなー。


私は夢を見ていた。
延々と砂漠を歩く夢である。
見知った顔の人々がかわるがわる登場して、なんらかの会話を交わすのであるが、結局は砂漠を歩く、そして暑さでヘトヘトになるという夢であった。

佐藤(仮名)は夢を見ていた。
ささみ肉。
蒸されたささみ肉となって、あつい~あつい~と言っている夢だ。
もはや人ではない。鶏でもない。ささみ肉、それは部位だ。
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