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サードアイが開きました

2013年06月12日 13:58

ウォーキン オン 挫折 スパイラル(walkin’ on the spiral)



日頃の運動不足を解消しようと私は思って立ち上がり、颯爽と夜の街へと駆け出し、あたりを包む漆黒と軽く戯れ、家に戻った暁にはすぽおつどりんくでも飲み干して、ふぅいい汗かいたぜと誰にでもなく呟く予定だった。
ところが運動が不足しているから解消しようと思い至った次第であり、そんな不足人間が夜の街を風のように駆け抜けることはドダイムリな話であった。つまるところ、私は体力勇気根性根気、その他諸々ジョガーとして必要なすべてを持っていなかったのである。
走り出したらすぐに息があがった。これはあかん、辛すぎる!そう思って後ろを振り返ると、そこはまだ我が家が見える位置だった。
あまりの情けなさに涙がちよちょぎれたが、まぁ歩けばいいさ、上を向いて歩けばいいんだよ。そんな優しい歌がリフレインして、スキヤキ食べたいなと思った。
急遽ジョギングからウォーキングにランクダウンしたわけだが、もともと私は歩くのが好きである。走るよりも好きである。負け惜しみじゃないんだから。
どのくらい好きかというとマラソン大会で完走ならぬ完歩するくらい好きだ。ミャンマーにいたころはバス代節約の為、大学までビーチサンダルのようなもので2時間かけて歩いていたくらいのハードウォーカーである。ちなみに当時バス代は5円、到着のご褒美に飲んでいたコーラは10円だったのでなんの節約か、本末転倒。さらに片道2時間なので授業に出ている暇などなく、たんに往復する毎日であった。これも本末転倒であったが、二回本末転倒すれば元に戻る気がするのは私だけではないと信じたい。

ともかくウォーカー様の私は歩いた。歩けども歩けども終わりは見えず、意外にストイックである。ウォーキングとはこんなにも退屈なものだったか。まず近所を歩いているので面白みがない。夜なので面白みがない。スポーツ感に全く溢れておらずとにかく面白みがない。むぅ、これわ。。。

その日は一時間ほど歩いた。6キロ強の距離を飽き飽きしながらも歩き、そして筋肉痛になった。繰り返そう、ウォーキングで筋肉痛だ。
飽きと筋肉痛で常人であれば挫折してしかるべきところだが、私は次の日も6キロ強歩いた。そしてもちろんその次の日に挫折した。

だがしかしここで再び立ち上がるからこそ私が“フェニックスさん”と敬称付きの腫れ物扱いっぽく呼ばれる所以であり、4日目に再度ウォーキングにでた。んだけど、途中で雨が降ってきたので走って帰った。火の鳥は雨で鎮火したのです。

小学生の頃、雨の日だと中止になる授業があって、常々私は思っていた。
『どうせ濡れるのになんでやらないんだろう?』
そうそれは他でもない水泳の授業である。

泳げはいいんだ!!

私の額の第三の目がパッカと開眼した瞬間であった。フェニックスさんは炎の中から蘇り、天津飯さんになった。
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