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週末暇ならパンを焼け

2012年09月03日 06:26

世代交代



私は悲しみにくれている。なぜなら電子レンジが壊れたからだ。
とは言え15年近く使い続けたいわば老兵、その老兵を酷使につぐ酷使、引退間際の老体に鞭打つかのように使い続けた結果がこれだ。
なんにせよ先週末パンを焼きすぎたようだ。老兵フル稼働、『もう無理っす』とばかしに断末魔のため息のように電子レンジは息を引き取りうんともすんとも言わなくなった。
実際問題、人生において『すん』と言う日はくるのだろうか?

「黙ってるんじゃない!うんとかすんとか何か言ったらどうなんだっ!」

『…すん』

と言われたらムカつくじゃないか?しかし『すん』でもいいから言ってくれ。大きな声で元気に『すん』と言ってくれ!そう願えども電子レンジは沈黙を守り、どうやら彼岸に旅立ったようだ。

私のパン焼きライフは終わった。

それからというもの私の生活は荒れに荒れた。紫煙を燻らし酒に溺れた。溺れてはみたものの、ものの缶ビール1本で思春期がごとく顔を赤らめ、まるで洗面器で溺死するかのような溺れようだ。これぞエコ。さらにいうとビールだけではなくコーラも飲むので今流行りのハイブリッドというやつだ。実に優しい。とても環境に優しい。
だがその行為はデカダンである。破滅に向かい最後は檸檬で全てを爆破する心持ちだ。私の生活は着実に世界の終わりに向かっていた。

しかしだ。パンを焼けないとなるといかにして世界の終わりを待つべきか?このままではいけない、そう思って一念勃起、新しい電子レンジを買った。
それが先日届いたのだ。

そしてパンを焼いた。

香ばしいパンの香りが漂うと世界の終わりなんかどうでもよくなってきた。最後の爆破用に取って置いた檸檬は不必要になり、隣の家に投げ入れた。爆発音とともに崩れ落ちる隣家をみながら食べるパンがとても美味しい。

あなたがもし私と同じように世界の終わりを感じたら遠慮せずに私の家のドアを叩くといい。焼きたてのパンを食べさせてやろう。一口食べれば感じた終末なんて何かの気のせいでたんなる週末だったことに気づくだろう。
素材にも作り方にも、焼き方にも、一から十まで細心の注意を払っていないパンだがなかなかうまい。

小麦は近所のディスカウントショップで買いました。
こねるのはメンドくさいのでホームベーカリー使ってます。
焼くのも見た目で判断しています。

まだまだ世界の終わりはやってこない。
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コメント

  1. ぽん | URL | -

    ミッシェルやら檸檬やら、いろんなものこねすぎやろ!
    あ!パンだけに?!‥

  2. りゅぢ | URL | -

    >ぽん

    それー、言いたかっただけでしょ?
    こねっこねさーーー

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