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今日から床下仙人

2009年05月07日 09:00

はやく人間になりたいっ!


かくて氏は電車を乗り継ぎ、およそ日本で一番アジアンな場所であろう新大久保にたどり着いた。

聞きなれない言葉が飛び交い、男同士で腕を組んで歩く輩、意味があるのかないのか手を大きく振っている国籍不明な男性、そういうファッションなのかサングラスを後頭部にかけているおばさん、まさに混沌、新大久保。

仙人の面接地として相応しい気もするが、まったく見当違いな場所な気も拭えない。

早速だが前田さんに電話をすることにした。



『あ、僕ねー今分かり易いように手を振っているんだけど見える?』



連れて行かれた場所は雑居ビルの3階にある小部屋だった。

小さな部屋の真ん中に、パイプ椅子と机が置かれおよそ荘厳な雰囲気とはかけ離れた趣をていしている。

一体ここから何人の仙人たちが誕生したのであろうか?

まだ見ぬ先人たちを思い浮かべようにも全く想像できるような場所でなかった。


このような場所で面接は行われたのである。

以下、かいつまんだ面接内容。



『まず言っとくけど、仙人って離職率はんぱないよ?最近若い子でもさ、憧れだけでなりたいって人おおいんだけっど、それほど楽な仕事でもないんだよねー。あー、あとさ、霞ってそんな美味くないよ?』


離職?一度仙人になってしまうと再就職も難しいらしい。


『りゅぢくんはさ、どんな仙人めざしてんの?やっぱりこちらとしては阿羅漢くらいは目指して欲しいんだよね』


あ、阿羅漢?いや、竹林の七賢くらいで_


『いやーあれは七賢だからいいんでしょー、八賢じゃ語呂悪いしねー。まー、そうだねーまずは床下仙人くらいから始めようか?』


床下仙人?あれはたしかホームレスの話じゃ_



かくて氏は憧れの仙人になるべく床下仙人としてその道を歩み始めたのである。



つづく(つづかないかもしれない)

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