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クマ[パソコン向け]

2010年01月13日 03:01

後に著名な京都好きとなったりゅぢ氏は、とある情報番組のインタビューに答えた。



『はは、そうだね。京都の魅力は実にさまざまなトコロに溢れている、いやむしろ潜んでいると言った方がいいかもしれない。ただ普通に通りすぎているだけでは気づかない、見落としてしまうような事、それすら京都の魅力なんだよ。ボクはそこに気づいてしまった。故にあの街はボクにとって特別なのさ。そしてこれを見てくれ』

りゅぢ氏はそう言うと1枚の写真を取り出した。





『クマ、、、ですね?』

『そうクマだ。迷う事無く親子グマだ。ボクの洞察力を持ってしても危うく見過ごすトコロだった。だってまさかクマが川べりで座ってるなんて思わないだろ?』

『えぇ、そうですね、まったく(笑』

『このときは確か1月だったかな?冬眠から目覚めてしまったクマの親子が食べるものに困り、ついつい街まで降りてきてしまっていたんだよ。そう諸君の中にはクマが手でシャケをばっさばっさと捕獲している図を想像する者もいるだろう。だがどうだ?京都のクマはちゃんと自らのサオを使っているじゃないか!?これぞ歴史の重み、まさに古都京都の風情だよ。』






高名なりゅぢ氏を前に、やや緊張気味だったインタビュアーも収録が終わる頃にはすっかり打ち解け、京都の魅力に嵌まっていた。ニッコリと笑って去り行くりゅぢ氏の後ろ姿を見送りながら、呟いた。

『へぇ、おもしろいなぁ、クマが釣りをねぇ、、、あれ?』

ふと彼は考えた。そういえばりゅぢ氏はこの釣りをしているクマに対して何と言ったか?

『自らのサオを使って』

確かにりゅぢ氏はそう表現した。自らのサオ?釣竿とは言わずに何故このような表現をしたのか?
含みのある言い方に彼は気になり、写真をもう一度凝視した。







『歴史の重み?風情?アイツ、、、バカじゃないか、、、?』
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写真家になったら[パソコン向け]

2009年12月21日 00:11

後に著名な写真家となったりゅぢ氏は、原点である1枚の写真を取り出して感慨深くインタビューに答えた。



『狙って撮った写真もあれば、偶然撮れた写真もある。偶然とはほんの一瞬、いうなれば神がくれた小さなチャンスにたまたまボクが乗っかったってトコロかな。それをつかめる奴もいればつかめない奴もいる。ボクは運がよかったのかもしれない。これを撮った時?そりゃー手が震えたよ。何て物撮っちまったんだってね(笑)。ま、とにかくボクが今こうして写真家としての地位を築けているのもこの写真のおかげなんだよね。

この写真の何がすごいかって?うーん、奇跡的、、、そう、奇跡的にも影がチン子なトコだね。』








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