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気絶睡眠

2009年12月10日 18:05

ナルコレプシー



最近寝てる時以外常に眠い。
先日の乗り過ごして泣きながら歩いて帰った高幡不動に代表されるように、電車では常人には耐え難い眠気に襲われる。
どの角度から伺っても常人であるところのりゅぢ氏は、絶える事が出来ずに深い眠りに入る。
今日も乗り過ごして北野まで行ってきた。
北野といえばもう次は八王子であり、高幡不動よりもさらに奥であった。

このあたりまでくると、一駅一駅の間隔が非常に大きくなる。
車窓から見える景色も山がちになり、突然の目覚めによって飛び込む景色はおそよ東京とはかけ離れたものであった。
乗り過ごして北野駅に着いたりゅぢ氏は、府中まで戻らなくてはならない為ホームに降り立つ。
薄くモヤがかった駅は、静寂の上に貼り付けた無機質な放送を幻想的に滲ませる。
新宿行きのホームへ行こうと思ったが、気まぐれに誘われて駅からでてみた。

輪郭のぼやけた街灯の優しい光が暗闇に浮かぶ。
駅から伸びる一本の道の両側には街灯が立ち並び、丸くぼやけた光が点々と道しるべを築いていた。
誘われるがままにその道を歩き、気づいた時には線路から遠く離れ電車の音も聞こえなかった。
あたりを見まわすと、水の抜かれた水田が広がっており遠くには民家の明かりがまばらに見えた。
来た道を振り返ると、やはり一本の直線ではあったが、遠くの街灯はすでに消えており、帰り道を不安にさせた。

とりあえず行ってみよう

そう思いなおし前を向くと、辺り一面田んぼの中にぽっこりと盛り上がった小さな山へと道は続き、木々に囲まれた山頂にはわずかに神社が見えた。
神社へと向かう上り坂はアスファルトから石畳へと代わり、鉄柱の上に丸い電球が置かれただけの街灯が、大きな燈籠に代わった。
石造りの大きな鳥居を潜るといよいよ参道じみて、静寂や暗闇すら荘厳な空気をまとった。
薄ぼんやりと申し訳程度に灯りをともす燈篭の数を数えながら歩くと、左右あわせて72個数えたところで第二の鳥居を潜った。
眼の前に地味ながらも凝った透かし彫りをされた梁を持つ神社があり、その手前境内には煌々と光を放つ6つの燈篭があった。
その6つの燈篭に囲まれた空間には、白装束を纏った____


あ、ナルコレプシー。
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パンツにまつわるエトセトラ

2009年10月15日 13:13

季節の変わり目は体調壊し易くて。



先日の体調不良が治ったと思ったら今度はナカナカにお腹が痛い。
鬼のようにお腹が痛い。
噂に聞く第三次世界大戦勃発を彷彿させるような激戦がここ、ワタクシのお腹の中で起きています。
善良なる菌たちが今まさに荒野を駆け抜け戦い、至る所で衛生兵を呼び求める悲痛な叫びがこだまする。

すでにりゅぢ氏本体は、激戦に次ぐ激戦、その連戦によって足はガクガク膝は笑い腰砕けな状態で人間スクラップと化した。
今日のオレは使い物になんないぜ。
だがオレは戦場に足を向けるんだ。
何故ならそこで戦いが起こっているから。

とまぁ、ちょっとカッコよく言ってみたものの、ただ単にトイレに行ってましたー、しょっちゅうウンコしましたーて話な訳です。
わずか一日で限りなくお世話になったトイレ。(回数的に)
お店から近いあのトイレ。
ボクはねぇ、、あのトイレにものすごく愛着を感じたんだぁ。。。
『お前のおかげでオレは救われた』みたいな。へへ、カッコ付けすぎだって?


ありがとう。


そんな感謝の気持ちを表すべく、最後の最後、あの場所(トイレ)に立ち寄った。
私が戦った場所、友たちが散っていった場所、そういったものをこの眼でもう一度見たくて_。


パンツが落ちていた(使用済み)


あれ?オレ履いてる??いや、履いてるな。
え、これ誰の?ていうか何で??
りゅぢ氏はムンズとパンツを掴み、急いで外へでた。

「今ならまだ落とした人が近くにいるかもしれない!」

そう思った。
扉を開けると見知らぬ雑踏。
人々は行き交い、誰がこのパンツの持ち主かなんてわかりゃしない。


「すみません!どなたか今トイレ使った人、パンツ忘れてないですか!!??」

大声で叫び、このパンツの持ち主を探すりゅぢ氏。
だが最後の砦たるパンツを忘れた者に対し、世間の荒波は著しく冷たい。
自ら名乗り出るなんて、イエス・キリストも驚きの自虐プレイ。
自ら十字架に吊るされに行くようなものだ。

白々しい他人たちの合間をこだまする『パンツ』という音。
まるで見当もつかない持ち主。
自らの限界を感じうなだれるりゅぢ氏にパンツが話しかけて来た。


『りゅぢ、良いってコトよ。お前は精一杯やってくれたじゃないか?』

「でもパンツ、、、オレはお前の相棒を見つけれなかったんだ」

『何言ってんだりゅぢ。今日からオレの相棒はお前さ!』

「ぱ、パンツ!!」


えーーーと、、、何の話だっけ??
そうそう、トイレにパンツが落ちてたんすよ、明らかに脱ぎ散らかした感の。
ぶっちゃけなんか茶色いシミどころか、茶色い固形物とかついてたらどうしようと完璧スルーした。
パンツの声とか聞こえてこなかったし、聞こえてきても無視するって。
『今日からオレの相棒はお前』とか言われても、丁重にだがはっきりとお断りだ。

夢中夢

2009年09月10日 06:24

続編



夢の続きが見たい、そう思って見れたためしはおありか?
りゅぢ氏は続きが見たくない!と心底願ったにも関わらず続きを見せられる羽目になった。何故?


夕暮れ時の黄昏の下、豆腐屋のポーペーと吹く笛の音が響いていた。


夢の中で気づくと、りゅぢ氏は小林くんの家にいた。
2Kの手前はフローリング、奥は畳がしかれている部屋で突然の意識の覚醒。
フローリングの部屋にはコタツが置いてあり、りゅぢ氏はその中で眼が覚める。
サイドテーブルの上にはゆらりゆらりと手を前後する招き猫が置かれており、その手の動きを寝ながら目で追っているりゅぢ氏に小林くんは声をかける。


『これから友達がくるからコタツに隠れてて』


言われるがままにコタツに潜り込み息を殺していると、“友達”はやってきた。
奥の畳の部屋でヒソヒソと会話をする彼ら。
断片的に聞こえてくる声は、『刑務所』『水』といったおよそ脈絡ないものだった。

「何の話だろう?」

そうりゅぢ氏は思った。
だが考えている間にも、コタツの赤外線はりゅぢ氏の身体を焦がし、正気を奪っていく。

暑い

遠赤外線効果により頭の中が会話の推察から“暑い”一色になった時、りゅぢ氏の意識は暗闇の奥底へと沈んでいった。


目覚めると見慣れた自分の部屋の本棚が見えた。
戯れに水泳帽を被せたヒヨコの人形が目に入る。
あの話はなんだったのかな?“友達”は誰だったのかな?夢うつつ定まらない思考をぶら下げて、ボンヤリと虚空を睨んでると徐々にすっきり澄み渡っていく。
あぁ、そうか。夢だったんだな。

えーと・・・そうだ、刑務所に行かなきゃ。


まだ寝ぼけていたのだろうか?刑務所までどうやって行ったのかは覚えていない。
気づくとりゅぢ氏は刑務所の前に立っていた。

「また来ちゃったよ」

確かにりゅぢ氏はそう思った。
その心中は苦々しく、できれば来たくないと感じているのは明らかだった。

コタツに押し込まれて放置されたりゅぢ氏はあの後生死の境をさまよい、それによって小林くんは刑務所に入れられた。
今日はその小林くんとの面会する日である。

何度目とも知れない地下へと続く坂道をくだり、ゲートに辿り着く。
名前を述べるとバーがあがり、看守のいる部屋へと通された。


『広い部屋の真ん中にペンギンの像があるから。招き猫の手招きには応じちゃいけないよ』


そう看守は言い、りゅぢ氏を通過させた。

扉をあけるとそこは言われたとおり広い、だだっぴろい部屋で、どこまでも白かった。
小林くんはどこにいるんだろう?こんなん急に襲われたらどうするんだろう?そんなことを思いながらも歩いていくと、ペンギンの像と招き猫の怪しい誘惑があった。


『招き猫の手招きに応じちゃいけない』


そんな看守の言葉が蘇る。
遥か遠くをみると、小さくなった招き猫があり、さらに向こうで手招きしている。
看守の言葉を忘れたわけではなかったが、その怪しさにりゅぢ氏はあながえなかった。

招き猫の手招きに応じると、さらにその遠くに手招きしている猫が見えた。
それに応じるとそのまたさらに向こうで招いている招き猫。
どんどん奥へと進んでいく。
後ろから看守の『そっちにいくな!』という大声が聞こえた。

『戻って来い!戻ってくるんんだぁああぁあーーー』


もはやりゅぢ氏は招き猫の招きに応じる事にある種快楽を覚えていた。
この道は安全、そう確信にも似た思いを胸に看守の制止を無視して突き進む。


『チッ』


耳元で憎憎しい舌打ちが聞こえた瞬間、眼が覚めた。
豆腐屋の吹く笛の音が遠くに聞こえた。

行き来する意識の問題

2009年08月27日 02:08

胡蝶の夢。



床に寝転がっていると喉の渇きを覚えた。

あーでもやっぱちょっと眠いしなぁと思い、そのままの姿勢を断固として保っていたのであるが、やはりどうにも渇きを誤魔化せなくなった。
そこでボクはエイヤッとばかりに立ち上がり、部屋を出てリビングへと降りていく。
台所で低く唸り声を出している冷蔵庫を開けると、オレンジの光が暗い部屋に広がった。
何か飲み物は、、、と思って来たものの残念ながら何もなかった。
常備してあるはずの麦茶すら今日はなくなったようで、流し台には1リットルの麦茶入れが横たわっていた。


東京の水は実はおいしい。


技術開発の賜物で、実は東京の水はおいしい。
しかし、冷蔵庫であわよくばジュース的なものを探していたので、今さら水道水で我慢できるような気の持ちようはしていない。
しかたなく服を着替えコンビニに行く事にした。

着替えている最中に気づいたのだが外は雨が降ってきたようで、屋根や地面、コンクリートに叩きつける水の音が聞こえてきた。
むぅ、間の悪い_
すごく喉が渇いているが雨の中をおしてまで飲み物を得たいと思わない。
とりあえずタバコだけ吸おうと庭にでた。

庭には2匹の犬が放し飼いにされていて、夜だというのに元気に走り回っていた。
ボクは雨に濡れないように、屋根の下に隠れるように身を縮める。
ふと見ると、箱に入れておいたウィンカーが散らばっていた。
はしゃいでいるうちに2匹の犬が蹴散らしてしまったようだ。

「ちょっ、キミたち。こーゆーことしちゃダメでしょ!」

ボクは犬を叱った。
申し訳なさそうに耳をたらした犬がボクに寄り添ってくる。
いっそう雨足は強まっていく。


気づくとボクは扉を開けて教室へと入っていた。
窓際の1番後ろから2番目の席に姉の友達が座っていた。
外を眺めていた彼女がボクに気づき、顔をこちらに向ける。
抑揚のない、それでいて悲しそうな声でこう言った。


『そうやって明日も中2の今日を繰り返すのね。明後日も、明々後日もあなたは今日にいるのね。』


ボクはなんだかものすごく悲しい気持ちになったが、何も言い返せなかった。


気づくとボクは床にうつぶせで寝転がっていた。
初めから何も動いていなかった。夢を見ていたのだろうか?
いや、リビングに行った気はする、冷蔵庫もあけた気がする。
しかし外を見ると雨が降った形跡はなかった。


もしかしたらこれも夢か?ボクは期待する。
次に気づいた時、どこに飛ばされているのか?
「願わくばキミの隣に」と瞼を閉じた。


『次』が来るまでは、もう目覚めないつもりだ。

星にねが・・・ペンギン。

2009年08月13日 08:20

とりあえず生きてた。



昨日ね、帰り際少し眠くなってる自分がいたの。
でもさ、バイクだし風を切るわけで、運転中てあんまし眠気を感じないはず。
とか思ってたら、すげぇ眠くて眠くてなんならやっぱりすげぇ眠かった。

車の運転中に眠くなったらコンビニとかで駐車して仮眠を取る事もできるんだけど、バイクだと結局仮眠なんて取れないじゃない?寝るとこないから。
なんで、こう『ぐっ』と堪えて『はっ』と気張って運転して家路を急いだのさ。


全然寝てた。


いやーバイクの運転中でも寝るもんですね。
意識がね、『ふっ』と飛んでく瞬間があるんすよ。
これがもーちょー気持ちいい。
眠ってはイカンゾという100の気を張ってるとこで、突如0にまで落ち込む瞬間。
『すっこーん』と落ちる瞬間。

ちょー気持ちいい。

一瞬だけ0に落ちるけど、すぐに100にまで『ぐいっ』と引き戻した時に、あ、今寝てたなと。
いやね、もうほんとよく事故らなかったなと。
さすがにこりゃまずいじゃろっつーことで、コンビニ寄ってコーヒー飲んで、少しウゴウゴしたの。
そしたら眼も完全覚めて、無事帰宅できたわけなんだけど、ほんとよく事故らなかったなと。

あれだなー、いつもとリズムの違う時間だったからだな。
体内時計ってすげぇなという話。


仮にもしボクがバイクで走って風になっている最中、事故って『びゅーん』と風からむしろ星になってしまったとして、キミは夜空からボクを探してくれるかい?
探しているキミの姿を見て、なんだかうれしくて切なくて寂しくて、ボクはここだよと主張したくても声が届かなく、でも何かできることはないかと考えて、きっとすぐに流れ星になるよ。
流れ星となって落ちていくボクはもうキミに会う事ができないけど、その目立つ一瞬の煌きでキミはボクの姿を見つけるコトができるだろ?
そんな落ちていくボクに願い事を託せばきっと叶えてあげられるから。
それが最後の、ほんとに最後のキミへの気持ち。感謝の気持ち。


まぁ、誰も探してくんねぇんだろーな。
それにオレ、星よりもペンギンになりたい。


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